バゲーマーの皆さん、待望の新コンセプト・ライフルグリップ「KUNG FU GRIP」の登場です。アメリカの新興ブランドDFCO (Die Free Co.)製のこのグリップは、AR15/M4からAR10/SR25プラットフォームまで幅広く対応する実物グリップ
最大の特徴はそのグリップ角にあり、従来より浅い12°の角度設計によって、現代的な戦闘姿勢(モダンスタンス)で構えた際の快適性と操作性を飛躍的に向上させることを狙っています。

 

フィールドで感じる使用感 – 自然な握りと疲労軽減

まず手に取って構えてみると、その握り心地の自然さに驚かされます。KUNG FU GRIPはグリップの角度を大胆にも12°まで立てることで、腕を突き出すようなモダンスタンスでライフルを構えた際、手・手首・前腕が一直線に並ぶようデザインされています。これにより手首の不自然なひねりが解消され、長時間の構えでも手首や前腕への負担が大幅に軽減。手首周りの窮屈さは感じられず、構え続けても疲れにくい印象でした。

 

加えて、この最適化された角度は引き金操作時の指の自由度も高めています。グリップ角が浅いため、トリガーに対する指の掛かり具合が自然になり、セミオート連射時などでも指先の動きがスムーズ。重厚な軍手やグローブを装着した状態でも違和感なくトリガーワークが行え、素早い射撃にも余裕が生まれるでしょう。

 

そして特筆すべきは、グリップ前面上部に設けられたフィンガーグルーブ(指掛かり)です。他社製グリップでは敢えて省かれることも多い指掛かりですが、本製品では「強化されたフィンガーグルーブ」として巧みにデザインされています。
実際に握ってみると、人差し指と中指がちょうど収まるこの指掛かりのおかげで毎回確実に同じポジションでグリップを握れる
感覚があります。結果として射撃ごとの握りムラが減り、「ホワイトナックル」(力み過ぎて指の関節が白くなるほど強く握り込んでしまう現象)を防ぐことで手の疲労を軽減してくれる効果も感じられました。

 

もちろん、近接戦向けカスタムにもこのグリップ角は真価を発揮します。実銃SBR(ショートバレルライフル)での使用を想定して開発されているだけあり、短いストックポジションで銃を体に引き付けて構えた際の操作性は抜群です。
屋内フィールドやCQBで取り回し重視のセッティングをする方には理想的な握り角度と言えるでしょう。

 

※なお、このKUNG FU GRIPは実銃用パーツであるため、エアソフトガンで使用する場合は電動ガン(モーター内蔵型)には非対応です。
東京マルイMWSやガスブローバックライフルなどグリップ内部にモーターを含まないモデル向けとなっています(実際に各種ガスブローバックライフルで取り付け可能が確認されています)。この点は購入前に留意してください。

 

独自の角度設計と他製品との違い

それでは、この“KUNG FU”グリップの独創的な角度設計を他のグリップ製品と比較しつつ掘り下げましょう。
従来のAR用グリップと言えば、M4標準グリップ(A2グリップ)に代表される約25度前後の角度が一般的です。
最近ではMagpul MOE-K2やBCM Gunfighterシリーズなど、より垂直に近いグリップ(角度約15〜20度程度)も登場していますが、それでも12度という数値は際立っています。ほぼ真っ直ぐと言って差し支えない浅角ぶりであり、モダンスタンス全盛の現代において理にかなった設計思想と言えるでしょう。

 

表面のテクスチャ(滑り止め模様)にも注目です。本グリップはメーカー曰く“レトロ”なテクスチャを採用しており、一見シンプルな小さなチェッカリング模様に見えます。しかし素手でもグローブ越しでもグリップ力は十分で、滑りにくさと手触りの良さを両立しています。
最新のラバーコート付きグリップとは異なり
樹脂そのもので勝負する質感ですが、この点はまさに往年の軍用グリップのようなタフさを感じさせる部分です。裏を返せば、強化ナイロン樹脂一体成型の本製品は被覆が剥がれる心配もなく、ハードな使用にも表面がヘタれにくいメリットがあります。

 

また、カラーバリエーションが豊富なのも魅力の一つです。筆者が確認した限り、ブラック、フラットダークアース(FDE)、オリーブドラブグリーン(ODG)、グレーといった4色が展開されており、愛用の銃の配色や他のカスタムパーツに合わせて選ぶことができます。
ミリタリー装備にこだわる方にはうれしいポイントです。現在Fellowesの公式通販サイトでも各カラーが取り扱われているので、自分のカスタムテーマに合った色をチェックしてみると良いでしょう。

 

ハードユーザーが語る耐久性と操作性

耐久性に関しても、米国製の高品質ナイロン樹脂を使用しているだけあって信頼性は折り紙付きです。過酷なトレーニングやサバゲーフィールドで泥や雨に晒されても割れたり緩んだりすることはなく、多少ラフに扱ってもびくともしない剛性があります。実銃の発砲衝撃に耐える前提のパーツですから、エアソフト用途ではもちろんオーバースペック気味の頑丈さと言えるでしょう。
グリップ底面には内部空間へのアクセスホールがあり、実銃では小物収納やカスタムウェイト挿入が可能ですが、エアソフトガン(GBB)で使用する場合は特に活用しなくとも問題ありません(必要に応じてオプションの専用プラグでフタをすることもできます)。

 

総合すると、KUNG FU GRIPは「握りやすさ」「扱いやすさ」「頑丈さ」の三拍子が揃った優秀なグリップです。派手さこそないものの、まさに縁の下の力持ち的アップグレードパーツとして、あなたのライフルのポテンシャルを底上げしてくれることでしょう。
気になる方はぜひ一度その効果を手に取って実感してみてください。現在店頭および
公式通販サイトにて好評発売中ですので、この機会にチェックしてみましょう!

まとめ

  • 12°の浅角グリップが現代戦闘姿勢での手首負担を軽減し、指先の自由度を向上。

  • 強化ナイロン製&レトロ調テクスチャ採用で、過酷なフィールドでも安心の耐久性と確実なグリップ力。

  • 指掛かり付きデザインにより毎回一定の握りを再現でき、白熱したゲームでも握力の消耗を抑制。

ぜひあなたの愛銃にもKUNG FU GRIPを導入して、そのエルゴノミクスデザインがもたらす恩恵を体感してみてください。きっと長時間のゲームでも快適な取り回しに貢献してくれるはずです。

 

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