タナカ 本体 ガスガン S.A.A 2nd gen 7-1/2 NonFluted PEGASAS 2 SF
タナカワークス1873年に誕生したコルト・シングルアクションアーミー(SAA)は、「ピースメーカー」として西部開拓時代を象徴する伝説的リボルバーです。
タナカワークスは1999年、このSAAを革新的な「PEGASAS(ペガサス)システム」ガスリボルバーとして製品化し、
弾倉とガスを一体化したシンプルかつリアルな構造で高い評価を得ました。2005年にはデタッチャブルシリンダー化され、
リアルさと整備性が向上し、カウボーイシューティングやファストドロウといった競技の発展にも寄与しました。
一方で、競技使用による過酷な負荷から耐久性の課題が明確になり、2018年頃より「高耐久・高リアル・実用性能」をテーマに再設計が進められました。こうして誕生したのが、ベースピン貫通構造でバルブを直接叩く新機構を採用した「PEGASAS Ⅱ」です。可変HOP、インナーマガジン方式、リザーブ弾を含む計25発の装弾数、強化・リアル化された内部構造により、サバイバルゲームや競技使用にも対応しました。既存モデルとのパーツ互換性にも配慮されています。
このクラシックなSAAの基本フォルムを踏まえながら、あえてステンレスカラーとノンフルートシリンダーを組み合わせたペガサス2 SAAのバリエーションモデルを製作しました。
本来、SAAといえばフルート付きシリンダーが王道とされますが、ノンフルート化することでシリンダーの存在感が際立ち、外観はより重厚でマッシブな印象へと変化しています。外周が滑らかな円筒形となったシリンダーは、SAA本来のシンプルな構造美を強調し、量産軍用銃というよりも、個人の嗜好を反映したカスタムガンや、後年に手を入れながら使われてきた実用品のような佇まいを感じさせます。
ノンフルートシリンダーは、本来マグナム弾などの高圧に耐えるため、軽量化を目的としたフルート加工を施さない仕様であり、その成り立ち自体が「強さ」や「実用性」を内包しています。
実銃においても、コルトSAAの3rdジェネレーションではノンフルートシリンダーが製作された例が存在しますが、ステンレスカラーとの組み合わせとなると、現代的に再解釈されたクラシック・シングルアクションリボルバー、Sturm Ruger社のVaqueroを想起させる佇まいです。また、SAAレプリカで知られるCIMARRON社にも、メンテナンス性を重視したステンレスモデルが存在しており、本モデルも史実上の制式仕様を忠実に再現するというより、オーナーの嗜好が反映された一挺、実用よりも美観を優先したカスタム、あるいは時代を越えて手直しされてきたSAAといった物語性を感じさせる仕上がりとなっています。
ペガサス2 SAAが持つ確かな作動性と基本造形があるからこそ成立する、定番とは一線を画した通好みのバリエーションモデルです。
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