青島文化教材社 ザ・モデルカー No.11 1/24 ニッサン KDR30 スカイラインスーパーシルエット 82
青島文化教材社1982年、10年間のブランクを終え、遂にスカイラインがサーキットに帰って来ました。この復活の裏には熱いドラマがあります。日産がハコスカでのワークス参戦を停止してからの10年間も、プライベーターとしてレース活動を続けていた「ハセミモータースポーツ」代表兼レーサーの長谷見昌弘氏は、「レースで走るスカイラインが見たい」との強い願いを、当時のプリンス自販社員から聞き行動しました。それはプリンス自販の社員達に一枚1000円程の「日産プリンス・ディーラーズ・クラブ(NISSAN PDC.)」のステッカーを購入してもらいレース活動の資金とし、DR30 スカイラインのグループ5レーシングカーを作り参戦するというものでした。この計画は、日産自動車追浜研究所から想定以上の支援を得る事が出来、結果として日産ワークスとしてスーパーシルエットレースへの参戦が実現したのです。スカイラインスーパーシルエットは、スカイラインを愛する者達の夢と希望と未来がカタチになって実現した、奇跡の名車なのです。※掲載されている画像は試作品です。