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伝承される鉄の表面加工の話では、昔の銃は鉄で出来ていました。鉄はすぐ真っ赤に錆びてボロクズになります。鉄の表面に黒錆を発生させれば赤錆が付かなくなり、黒錆は表面だけで中に進入しません。それがガンブルーです。綺麗に磨き上げた鉄の表面は、ガンブルー液に反応して素晴らしい鋼の藍を生み出します。その鋼色を塗装で表現するための塗料です。ABSやへビィウエイト・アルミ・ダイキャストにしっかり食いつき剥がれない塗膜強度5H。
完全乾燥後コンパウンドで磨くと光沢が出て本当にガンブルーで染めたような鋼色になります。
【塗装方法】
・材料を中世洗剤等で良く洗い表面に付いた油を取り除きます。
・材料から20〜30ｃｍくらい離し、0.5秒くらい噴くきます（この時缶を動かしながら材料にふわりと霧がかかるようにします）
・そのまま10数秒待つと濡れていた表面がスーと乾燥します（その状態を指触乾燥という）
・その上からまたフワリと色を降りかけて好みの色になるまで繰り返します。
・24時間ほどで硬化、硬化を待って組み上げる。
・金属は少なくとも48時間以上乾燥させること。
・失敗した時は、薬用アルコールで拭き取る。