【GHK CO2ガスライフル2026年版】M4・HK416・AK105の最新仕様と歴代アップデートを解説

GHKのCO2ガスライフルシリーズに、待望の2026年版が登場しました。なかでもM4 RASは、マガジン単体で235gもの軽量化を実現。強烈なブローバックを存分に楽しみつつ、持ち歩く負担も減らしたい方にとって非常に魅力的なアップデートとなっています。
ここで押さえておきたいのが、「2026年版」という表記は商品の販売年式を、「V3」は内部機構の世代を表しているという点です。この違いを踏まえつつ、最新仕様とこれまでのアップデートの歴史を詳しく見ていきましょう。

■ M4 RASの2026年版はマガジンと調整工具を改良
国内向けM4 RASの2026年版において、明確にアナウンスされている変更点は以下の2つです。
- 新型軽量STANAGマガジンを採用:重量450gとなり、従来比で235gの軽量化。
- HOPアップ調整工具のギア部分を金属製へ変更。
サバイバルゲームなどで予備マガジンを複数持ち歩くことを考えると、1本あたり235gの差は見逃せません。従来型と比較した場合、3本携行するだけで実に705gもの重量差が生まれる計算になります。
また、HOP調整のたびに使用する工具も改良されました。ただし、今回金属化されたのはあくまで「工具のギア部分」であるため、HOP機構そのものの世代交代とは分けて捉えておきたいところです。
なお、M4 RASのバレルレングスは10.5インチ、12.5インチ、14.5インチの3種類で展開されています。取り回しの良さを優先するなら10.5インチ、長めのカービンライフルらしいシルエットが好みなら14.5インチ。その中間のバランスを求める方には12.5インチがおすすめです。
■ 強いブローバックを支えるV3機構と日本仕様
現行のM4には、第3世代となる「V3」の内部機構が搭載されています。CNC加工が施されたスチール製ボルトキャリアをはじめ、脱着可能なボルトウェイト、そして内部にカウンターウェイトを備えたリコイルバッファーが採用されています。
さらに日本仕様のモデルでは、スチール製チャンバーベースとCO2専用のローディングノズルを標準装備。強弱2種類のリコイルスプリングが付属するのも嬉しいポイントです。
なお、これらは「2026年版で一斉導入された新機構」と混同されがちですが、実は国内向けの2024年版の時点ですでにV3のボルトウェイトやバッファー構成は導入・案内されていました。

■ HK416A5とAK105の2026年版にも注目
HK416A5(11インチ)の2026年版は、「V3 ARシステム」を採用しています。「Japan Premium Ver.」では、スチール製ボルトキャリアとチャンバーベース、日本仕様ノズルを完備。アンビ仕様の操作系や、質感の高いCERAKOTE(セラコート)仕上げも見どころです。
一方、AK105の2026年版は「AK V3システム」を搭載。フルストロークのボルトキャリアと21mmの大型ノズルシリンダーを採用しており、2種類のボルトバッファーを組み替えることでストロークと発射サイクルを調整できるこだわりの構成です。こちらにも軽量化されたCO2マガジンが付属します。
ここで注意したいのは、同じ「V3」という名称でもAR系(M4等)とAK系は全くの別設計であることです。M4の変更点をそのままAKの仕様として解釈しないよう気をつけましょう。

■ GHKの更新史|V2から2026年版までの歩み
国内向けのCO2モデルを中心に、これまでの主要なアップデートの節目をまとめました。表内の年式表記は各商品の名前に沿ったものであり、世界共通の発売年とは区別しています。
| 時期 | 系列 | 主な更新内容 |
|---|---|---|
| V2世代 | M4 | CNC加工・熱処理を施したボルトキャリアと磁石式ボルトロックを採用。 |
| 2019~2022年版 | 国内M4 | CO2運用向けにノズルを調整したモデルを展開。 |
| 2023年版 | M4 | V2を継続しながらボルトストップガイドとHOP機構を改良。日本仕様はスチール製チャンバーベースを採用。 |
| 2023年後期 | M4用CO2マガジン | リップとフォロワーを新設計。給弾とボルトストップの動作を改善。 |
| 国内2024年版 | M4系 | V3を展開。脱着式ボルトウェイトとカウンターウェイト入りバッファーを採用。 |
| 2024/25年版 | AKM V3 | 最終弾発射後にハンマーだけが落ちる動作を再現。レシーバーの製法も変更。 |
| 2026年版 | M4・HK416・AK105 | M4は軽量STANAGマガジンと金属ギアの調整工具へ。HK416はV3 AR仕様、AK105はAK V3仕様を展開。 |
製品を選ぶ際、「2023年版のM4はまだ『V2』であった」という点が大きな分かれ目となります。中古品や旧在庫の購入を検討・比較する際は、年式だけでなく「V2・V3」の表記と、付属しているマガジンの種類までしっかりと確認することをおすすめします。
■ 撃つ楽しさとメンテナンスをセットで考える
GHKのV3モデルは、強烈なリコイルショックを存分に味わいたい方に最適な構成です。しかしその一方で、メーカー案内にもパーツの消耗や定期的なメンテナンス・交換の必要性が明記されています。また、M4 V3のボルトキャリアやノズルなどの内部パーツは、旧世代の部品と単純に互換・置き換えができるわけではありません。
CO2マガジンの取り扱いにも注意が必要です。必ず指定された「CO2対応本体」で使用し、フロンガス仕様の本体に流用することは避けてください。購入時には、本体が日本仕様であることと、対応するマガジンであることをしっかりと確認しましょう。
購入時の予算には、本体代だけでなく予備マガジンや将来的な消耗部品の費用も含めて検討したいところです。力強いブローバックを長く安全に楽しむために、補修部品の入手しやすさや対応状況まで確かめてから選ぶのがベストです。